レトロゲームの状態の見方

発売から長い年月がたったゲームは、一本ごとに状態が違います。査定の前に見ておきたい点と、やってしまいがちな手入れの失敗をまとめました。

よく使われる言葉

レトロゲームの売り買いでは、そろっている付属品を短い言葉で表します。

  • 箱説付き:箱と説明書がそろった状態
  • ソフトのみ:カートリッジやディスクだけの状態(「裸」とも呼ばれます)
  • 完品:箱や説明書に加え、はがきやチラシなど発売時の中身がそろった状態。どこまでを含むかは、お店によって少しずつ異なります

箱や説明書のないソフトも査定の対象です。そろっていなくても、そのままお持ちください。

箱

ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイのソフトの多くは紙箱です。紙箱では、つぶれ、角の傷み、日焼け、フタの差し込み部分の切れを見ます。つぶれた箱を内側から押し広げたり、重しで伸ばしたりすると、折れ目が増えることがあります。形は直さずにお持ちください。箱の中の仕切りや内箱も、見落とされがちな付属品です。

メガドライブのように、プラスチックのケースに入ったソフトは、ケースの割れ、留め具の欠け、ジャケットの色あせを見ます。ネオジオのROMカートリッジのように大きなソフトは、箱が大きいぶん角がつぶれやすくなります。

説明書と紙もの

説明書は、破れ、書き込み、ページの抜け、湿気による波打ちを見ます。はがき、チラシ、シールなど、箱に入っていた紙類は、コレクターが「そろっているか」を判断する手がかりです。捨てずに箱へ戻しておきましょう。CD-ROMのソフトには、ケースに帯が付いていたものもあります。

ラベル

カートリッジのラベルは、はがれ、破れ、色あせ、シミ、書き込みを見ます。子どもの頃に名前を書いたソフトも珍しくありませんが、消そうとして溶剤でこすると、ラベルの印刷まで傷みます。書き込みは消さずにお持ちください。

端子

端子の汚れや、緑色・黒色の変色(さび)も見る点です。ただし、アルコールなどの薬品で拭く、綿棒でこする、ネジを外して中を開けるといった手入れはしないでください。端子やラベルを傷める原因になります。端子に息を吹きかけるのも、湿気がさびを招くことがあるため避けたほうが安心です。

セーブ用の電池

ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなどのソフトには、セーブデータを保つための電池を内蔵したものがあります。電池は年月とともに消耗し、セーブができなくなったり、データが消えたりすることがあります。外から見ただけでは分からないため、セーブができないことに気づいている場合は、査定のときにお伝えください。電池の交換はご自身で行わないでください。

黄ばみ

本体やカートリッジのプラスチックは、年数や光、熱の影響で黄ばむことがあります。スーパーファミコン本体では特に目立ちやすいといわれます。漂白などで色を戻そうとすると、ひび割れや色むらを招くことがあります。

本体と付属品

ゲーム機本体は、本体だけでなく付属品もあわせて見ます。

  • 純正のコントローラー
  • ACアダプター
  • テレビにつなぐケーブル(RFスイッチ、AVケーブルなど)
  • 本体の箱、説明書、中の仕切りや発泡スチロール

後から買った互換品が混ざっていても構いません。分かる範囲で「これは純正」「これは後で買ったもの」とお伝えいただくと、確認がスムーズです。箱に製造番号のシールがある場合、本体の番号と合っているかを気にするコレクターもいます。

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